反重力を発生させた「ハチソン効果」!果たして本物かトリックか……!

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ぐっさん
今回紹介する都市伝説のテーマは「超常現象」!
それも読者の葉月さんのリクエストにお応えして「ハチソン効果」についてご紹介したいと思います!
マキエ
ハチソン効果?
ぐっさん
うん。
ハチソン効果っていうのは一昔前に1人の科学者によって発見された超常現象なんだけど、ちなみにマキエは「反重力」って知ってる?
マキエ
反重力ってあれでしょ?
SF映画で出てくる重力を無視できる仕組みでしょ?
ぐっさん
そうそう。
もう少し科学的な言い方だと「物体に加わる重力を無効化する」もしくは「重力を調整する」っていう仕組みなんだけど、実はそんなSFの世界でしか登場していなかった技術が、一昔前にカナダの物理学者によって実証されていたかもしれないんだ。
マキエ
え、マジで!?
ぐっさん
すごいでしょ?
それじゃさっそく紹介していきまっす!

ハチソン効果の発見者「ジョン・ケネス・ハチソン」


ぐっさん
それじゃ改めて今回紹介する都市伝説は「ハチソン効果」。
このハチソン効果は1979年にカナダの物理学者である「ジョン・ケネス・ハチソン」によって発見された現象なんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
発見者であるハチソンは実は物理学者だけでなく発明家としての一面を持っていて、ハチソンの研究室にはテスラコイルや「ヴァン・デ・グラフ起電機(Van de Graff Generator)」と呼ばれるハチソンが開発した機械などが設置されていて、新しい技術の研究を行ったり発明品を生み出したりしていたんだ。

ぐっさん
そしてそんなある日、ハチソンがいつも通り実験を始めるために機械にスイッチを入れたところ、金属片がハチソンに向かって飛んでくるという現象が起きたきたんだって。
マキエ
ほう。
ぐっさん
ハチソンは最初は誰かのイタズラだと思ったみたいなんだけど、当時の研究室にはハチソン本人しかおらず、さらにハチソンが金属片を投げ返したところ、なんと金属片は空中でUターンして、再びハチソンの方に向かって飛んできたんだってさ。
マキエ
磁石に引き寄せられるみたいにって事?
ぐっさん
そうだね。
そしてハチソンはイタズラではなく、未知の現象が起きていると判断し観察と研究を開始。
ぐっさん
その結果、ハチソンは様々な超常現象を起こすことに成功するんだ。

ハチソンが実現させた超常現象の数々


ぐっさん
偶然たまたま超常現象を発見されたハチソンは、この現象に「ハチソン効果」と命名。
そして研究を続けた結果、なんとハチソン効果を再現する事に成功したんだ。
マキエ
偶然だけじゃなく、自分の手で反重力を実現させたって事?
ぐっさん
そのとおり。
そしてハチソンは物を浮かせる反重力だけでなく金属を曲げる湾曲現象や金属の融合化現象の観察にも成功し、さらに研究の途中では物質の破砕現象やテレポーテーション現象まで起きた事もあるんだって。
マキエ
ええぇ~……。
物を浮かせるぐらいなら“もしかしたら……”って思うけど、さすがにここまで言われると、ちょっと疑いたくなるわね……。
マキエ
ちなみに具体的にはどんな感じになるの?
ぐっさん
んー。まぁその辺は見てもらったら早いかな。
実はハチソン効果を撮影した動画はYoutube上でアップされているんだけど、その動画がこちら。

ぐっさん
この動画の中では鉄球が浮かび上がったり、コップの中身だけが飛んでったりと不思議な現象が記録されているんだ。
マキエ
んん~……?
確かに物が勝手に浮かび上がったり、鉄棒がひとりでに割れたりしてるわね……。
ぐっさん
ちなみにさっきの動画はハチソン効果の部分だけを集めた動画だけど、ハチソン本人のインタビューもついた動画もあるよ。

ぐっさん
あと映像には残っていないけれど、ハチソンが言うには部屋の外に小屋に置いてあった釘がいきなり頭上に現れて降り注ぐというテレポーテーション現象が起きたり、実験中に物を載せたテーブルが透明になるという現象も起きたんだってさ。
ぐっさん
そしてこのハチソン効果は技術コンサルティングの会社を経営していた「ジョージ・ハザウェイ」と「アレクサス・ペザーロ」という人たちの目にとまり、このハチソン効果をさらに発展させるべく1982年にハチソンと共に「ファロス・テクノロジー社」という会社を設立。
ぐっさん
さらに1988年にはカナダのオタワで開かれた「新エネルギー技術シンポジウム」でハチソン効果を発表して、ハチソンは世界中から注目を浴びる事となったんだ。
マキエ
へー。すごいわね。
まさに時の人って感じ。
ぐっさん
そだね。
ちなみにハチソンが曰く、アメリカ軍からも協力要請もあってデータや実験結果を提供した事もあったりしたらしいよ。
マキエ
ハチソンって確かカナダ人だっけ。
外国の軍隊が接触してくるなんてすごいわね。
マキエ
でもさ、もしこの話が本当なら今頃は自動車は空を飛んでるんじゃないの?
ぐっさん
そうだね。
ただ、実はこのハチソン効果はこの後に何者かによって妨害を受けて、再現が不可能になってしまったんだ……。
マキエ
え、ええぇ……?

妨害工作を受けたハチソン。機器も失い再現が不可能に……?


ぐっさん
新エネルギー技術のシンポジウムの発表で一躍有名人となったハチソンは、今度はドイツのシュトゥットガルトに招かれる事となり、そこで多くの科学者や研究者と共にハチソン効果について議論したり研究を行う事となったんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
ただドイツでの研究は意外と長引いた上に、西ドイツで自動車事故を起こして入院したこともあってハチソンが自分の研究室に帰って来たのは一年半後の事だったんだけど、帰ってきたハチソンが目にしたものは無残に荒らされた自分の研究室だったんだ……。
マキエ
え、泥棒とかに入られたって事?
ぐっさん
いや、泥棒ではなく破壊工作を受けたみたいだね。
ハチソンの研究室にあった機材や機械の殆どが壊されていたんだってさ。
マキエ
うわぁ……。可哀そう……。
有名人に対しての嫌がらせって感じ……?
ぐっさん
どっちかっていうと、政府とかによる妨害説のほうが有名だけどね。
マキエ
でもさ、自分が開発した機械なんだったらもう一回作ればいいじゃん。
ぐっさん
残念なことに当時のハチソンには、再び一から機材を揃える資金力が残されていなかったんだよ……。
マキエ
あらら……。
ぐっさん
そして研究を続行できなくなったハチソンとハチソン効果はこの時点で終焉を迎える事となってしまったんだ。
ぐっさん
ちなみに実験を行う事ができなくなったハチソンは、せめて今までのデータを使って研究を続けようとアメリカ軍に提供したデータを返却するように求めたりしたみたいだけど、アメリカ軍からは「極秘情報のため公開不可」という返事が返ってきてデータを返してもらえなかったらしいよ。
マキエ
え、作成者本人なのに……?
ぐっさん
なんかそのあたりがキナ臭いよね……。

ハチソン効果は本物?それともトリック?


ぐっさん
それじゃ最後に今回紹介したハチソン効果が本物か、それともトリックかどうかについてなんだけど、実は今でも議論は続いていてはっきり結論はでていません。
マキエ
あ、そうなんだ。
ぐっさん
まぁどちらかというとトリック説のほうが有力で、ワイヤーを使って撮影したり、磁石を使ったトリックではないかって言われているんだけどね。
あとはカメラを逆さまにして撮影することで、重力をまるで反重力のように見せかけているっていう意見もあるみたい。
マキエ
ふーん。
でも、さっきの動画はあまりそれっぽい動きじゃなかった気がするけど?
ぐっさん
そうなんだよ。はっきり結論がでていないのはソコなんだ。
たしかに磁石やカメラを加工することで反重力“風”の撮影はできなくないんだけど、実はさっきいったトリックだけでは再現不可能なシーンもあって、現時点でも正直良く判ってないみたいだね。
マキエ
んー………。
こういう真実はどっちか分からないってのがオカルトの醍醐味なんでしょうけど、今回の話は特に真偽が気になるわね……。

まとめ

ぐっさん
以上が超常現象「ハチソン効果」についてでした。
どうだった?
マキエ
真偽については別として、こういうSFチックな技術の話は少しワクワクしたわね。
マキエ
でも冷静になって考えると、やっぱりトリックによる捏造な感じがするわね……。
ぐっさん
あ、そう?
どの辺が?
マキエ
もし本当にハチソン効果を再現して反重力を発生させれていたんだったら大企業がパトロンについて、資金難になることなく研究が続けられたと思うの。
ぐっさん
まぁ真実についてはハチソンと神のみぞ知るって感じかな。
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13 件のコメント

  • これは本当だったら凄いですね。
    しかし破壊工作だったり資料の返還がなされないのは不思議なものですね。
    もしかすると本当に恐れられたのかもしれないですね。

    • 黄色の7番さん、いつもコメントありがとうございます。
      >>これは本当だったら凄いですね。
      ですね。非常に胡散臭いオカルト感満載の話ではありますが、もし本当ならと思うと少しワクワクします。

  • オカルト物理学の権威、ハチソン効果を記事にして頂きありがとうございます。
    現代の科学では実現しえない現象
    作った本人にも原理がよくわからない
    公開実験では失敗する
    謎の組織に妨害又は破壊工作を受ける
    というオカルト的に満点なんですよねこれ

    • 葉月さん、この度はリクエストありがとうございます。
      リクエストにお応えするのが遅れてしまい大変申し訳ありませんでした。
      確かに葉月さんがおっしゃる通り、これぞオカルト!というぐらい陰謀説やらSFやら謎の組織やらいろんな物が混ざり合ってますね(笑
      私自身もかなり楽しめまし!今回はありがとうございました。

  • 本当だったら誰かが金出してくれるだろうし
    データ持ってった連中が完成させてるはず
    出来ない理由が並ぶところがオカルト的に満点なんでしょうねえ

    • まあそれと映像の中に「トリックではこれ不可能じゃね?」てゆう点があるところが、オカルト的に満点なのかもね〜

      • それを言い始めたたら、突き詰めれば此の手の話は9割以上ガセでしょうな(´-ω-`)
        ネット上の怖い話とかもそうだけど、実話かどうか考えること自体ナンセンスだと思うよ。

  • はじめまして、いつも楽しく読ませてもらっています。
    リクエストなのですが、ディアトロフ峠事件について調べて頂けませんか?

    • 匿名さん、コメントありがとうございます。
      >>ディアトロフ峠事件について調べて頂けませんか?
      リクエストありがとうございます。たしか雪山で学生たちが変死した事件ですよね。
      是非、記事にさせて頂きたいと思いますが少々他のリクエストも溜まっているため気長にお待ちいただけるとありがたいです。

  • こういうので実現したらやばいのはテレポーテーションだと思うんですよね…その場から消失して別の場所に現れるって怖くないですか?
    ついでに質量を失わせたり増やしたりするのってすごいエネルギーが必要なはずなのでもしパッと消えてパッと現れるならそこらが軽く吹っ飛ぶと思います…

    • 猫ちゃん大好き人さん、いつもコメントありがとうございます。
      テレポーテーションがらみだとどこでもドアの話が怖かった記憶がありますね!
      「どこでもドアは本当はドアに入った瞬間に入った側は消去され、出口でコピーが出てきている」みたいな話です。
      コピーは記憶を受け継いでいるから本体が消えたことは気づかないけど、じゃぁ本体はどうなってるのみたいな。
      興味があったら「どこでもドア 即死」で検索してみてくださいー

    • 血祭り殺戮さん、コメントありがとうございます。
      この話が真実であれば十分考えられる説ですねー。
      ただ個人的には破壊より盗んで有効活用してほしかったです。

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