北海道に実在する赤い墓!裏面には呪いの漢文が……?

スポンサーリンク
ぐっさん
今回紹介する都市伝説のテーマは「お墓」!
それも北海道に実在する真っ赤なお墓について紹介したいと思いまっす!
マキエ
ん?
真っ赤なお墓ってどういう事?
ぐっさん
そのままの意味だよ。
地元だと割と有名な話みたいなんだけど、北海道の函館に赤墓と呼ばれる超真っ赤なお墓があるんだよ。
マキエ
えぇ~……?
ぐっさん
信じてないな……。
マキエ
赤いお墓なんてあるわけないじゃん……。
ぐっさん
それが本当にあるんだよ。
しかもそのお墓の裏面には漢文が刻まれていて、「刻まれている文章を読むと呪いが降りかかって死ぬ」なんて話もあるんだ。
ぐっさん
それじゃさっそく紹介していきまっす!

函館に実在する赤い墓!通称「赤墓」

ぐっさん
それじゃまずは今回紹介する赤墓の写真を見てもらおうと思いまっす!
その赤墓の写真がこちら!

マキエ
本当にあったわ……。赤いお墓……。
しかも想像してたより、はるかに真っ赤だし……。
ぐっさん
でしょ。
マキエ
え、でも本当になにこれ。
何かの広告?
ぐっさん
いや、どう見てもお墓じゃん……。
なんでそう思うのさ……。
マキエ
だって名前の代わりに変な文字が彫られているから。
ぐっさん
ああ、そういう事か。
実はこのお墓にはちょっとした歴史があるんだよ。

赤墓に眠る天下の号外屋「信濃助治」

ぐっさん
このお墓は函館の厚生院墓地というところにあるお墓で紛れもなく本物のお墓。
そしてお墓の主は「信濃助治(しなの すけじ)」という人なんだ。
マキエ
誰それ。
ぐっさん
信濃助治は明治頃に実在した人物でね、自分の事を「天下の号外屋」と名乗っていた号外屋さんなんだ。
マキエ
号外屋って、よく時代劇とかで「号外~!号外~!」って新聞を撒いてる人の事よね?
ぐっさん
そそ。
信濃助治も日露戦争関連の号外を町で撒いていた人物なんだってさ。
マキエ
へー。
ぐっさん
しかも信濃助治は上着から靴下まで常に全身真っ赤な服を着ていて当時ではかなり有名人だったらしいよ。
マキエ
え、なにそれ……。
目立つため……?
ぐっさん
それもあるかもしれないけど、実は「赤心(せきしん)」をモットーにしてたからっていう理由らしい。
マキエ
赤心?
ぐっさん
ボクも最近初めて知ったんだけど、武道の本質に赤心っていうのがあって、意味としては「嘘いつわりのない、ありのままの心」の事を言うんだって。
マキエ
つまり“私の号外は本当の事ですよ。”って事?
ぐっさん
そういう事だね。
しかも着ている服だけじゃなくて住んでいる家も真っ赤に塗っていたんだってさ。
マキエ
それはちょっと行き過ぎ無ような気がする……。

墓の裏に刻まれているという呪いの漢文とは……?

マキエ
信濃助治の事は大体わかったから、それよりお墓の裏に書かれている呪いの漢文の話をしてよ。
ぐっさん
おっと。そうだね。
それじゃもうネタ晴らしがてら裏面に書かれている文章について紹介していくね。
マキエ
ネタ晴らし……?
ぐっさん
このお墓の裏面にかかれている文章は
大正元年八月建之
先祖 信濃忠左衛門
七代目 信濃助治
昭和四年六月五日午前五時没 行年六十八
妻 信濃シゲ
明治三十九年五月廿三日没 行年三十九
マキエ
……。
普通のお墓って感じね。
漢文なんて無いじゃん。
ぐっさん
だね。
確かに漢字ではあるけれど漢文ではないよね。
マキエ
どういうこと?
それともこれが呪いの文章なの?
ぐっさん
いや、どうやら都市伝説はデマみたいだね。
マキエ
えぇ~……。
というか、お墓の裏を見たらすぐ分かるような事が何で都市伝説になってるのよ……。
ぐっさん
地方にあるせいで確かめにくいからじゃないかな。
ちなみに「実はこのお墓は偽物で本物はもっと山の奥の方にある。」なんて話もあるみたいだけどね。
マキエ
あ、そうなの?
ぐっさん
でも本物の墓を発見したなんて話は無いけどね。
マキエ
なんだ……。
結局のところ、珍しいお墓があったから怖い話を付け加えたって感じか……。
ぐっさん
まぁその可能性が高そうだね。

まとめ

ぐっさん
以上が函館にある赤いお墓「天下の号外屋の墓」でした。
どうだった?
マキエ
どうだったも何も、赤いお墓は珍しいと思ったけど怖い話はオマケみたいなもんだったわね……。
マキエ
でも明治時代のお墓がよくあれだけ綺麗に残ってるわね。
ぐっさん
あー。それは遺族の人が今でも年に一度、赤いペンキで塗りなおしてるんだってさ。
マキエ
へー。
マキエ
でもなんでホラーとは無縁な感じのお墓が怖い話になってんのかしら。
ぐっさん
んー。やっぱり見た目じゃない?
昼間だと奇抜な変なお墓にしか見えないけど、夜にみると暗闇の中に赤いお墓が浮かび上がっててかなり不気味みたいだよ。
マキエ
ああ、なるほど……。
たしかに想像したらちょっと怖いかもね……。
スポンサーリンク

4 件のコメント

    • 百式さん、こんにちわ。いつもコメントありがとうございます。
      量産型とは違うという事でしょうかw

  • 墓石のサイズも立派だし、知らずにうす暗がりでこのお墓見たら怪現象かと思ってしまいそうな…。
    ペンキ塗られたお墓って斬新。
    『真っ赤な嘘』『赤の他人』『○○の赤裸々告白』とかあまり…なんというか…あれな方面の表現に使われがちな『赤』ですが、「偽りのない」なんて方面にも使われるんですね(’°’)

    • 通りすがりさん、コメントありがとうございます。
      >>あれな方面の表現に使われがちな『赤』
      私もこの記事を書くまでは同じような感想でした。
      ちなみに具体的には「赤心を推して人の腹中に置く」といった風に使うみたいですね。
      ただ、現代の世の中だとあまり意味を理解してくれる人は少なそうですね。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。

    CAPTCHA