夜に口笛を吹いてはいけない理由!迷信にも意味があった?

スポンサーリンク
ぐっさん
今回紹介する内容はずばり「口笛」!
それも有名な「夜に口笛を吹いてはいけない」という迷信についてでっす!
マキエ
あー!聞いたことある!
夜に口笛を吹いたら何かなるってやつよね!
マキエ
私も子供のころにおばあちゃんに聞いた気がする。
ぐっさん
毎回さぁ……
思うねんけどさぁ……
マキエ
ん?
ぐっさん
マキエってなんで肝心なところが抜けてるのかなぁ……
「なんかなる」ってなんやねん……
マキエ
いや、えーと……
「親の死に目に会えない」
だったかしら……。
ぐっさん
それは夜に爪を切る時。
夜に口笛を吹くのは「蛇が出る」だよ。
マキエ
あー!そう!
それそれ!
マキエ
昔は素直にいう事聞いてたけど、今思うとなんでなの?
蛇にそんな習性があったりするの?
ぐっさん
それを今から紹介していくよ。

口笛で蛇が出るのは完全な迷信!

ぐっさん
まず、最初にはっきりさせておくけど、この
「夜に口笛を吹くと蛇が出る」
というのは完全な迷信です!
マキエ
そうなんだ。
コブラとかを操ってる蛇使いの人たちって笛で蛇に命令だしてるから高い音に反応するのかと思ってた。
ぐっさん
そもそも有名なシマヘビやアオダイショウとか蛇の大半は昼行性で夜は普通に寝てるよ。
マキエ
あ、そう…。
ぐっさん
もちろん夜行性もいるけど、日本にはあんまりいないしね。
仮に蛇が口笛に反応するなら活動時間の昼間に口笛を吹いたほうが危ない。
マキエ
な……なるほど……。
そういえばそうね……。
マキエ
じゃぁなんで、夜に口笛を吹くと蛇がでるなんて迷信が生まれたのかしら。
ぐっさん
それは蛇が不吉の象徴だからだよ。

神でもあり厄災でもある「蛇」


ぐっさん
蛇は昔から色々なところで登場する生き物なんだけど、その登場の仕方は本当に様々。
ある時は神様だったり、ある時は不幸の象徴だったりする。
マキエ
あ、蛇の抜け殻が金運アップって聞いたことあるかも。
ぐっさん
それも有名だね。
ただ、基本的には蛇というのは不幸や厄災の元って言われているんだ。
ぐっさん
マキエはことわざで
「鬼が出るか蛇が出るか」
って聞いたことない?
マキエ
あー。あるある。
ぐっさん
このことわざはどう転んでも前途多難なことを表してるんだけど、それぐらい蛇というのは不幸の象徴でもあり災難の一つって事。
ぐっさん
そして「夜に口笛を吹くと蛇が出る」というのは実際に蛇がでるって事じゃなくて悪いことが起こるっていう意味なんだよ。
マキエ
ほー。

夜の口笛は犯罪者の合図?


ぐっさん
それじゃ最後に何故、口笛を吹くと悪いことが起こると言われているかについて紹介するよ
ぐっさん
実は夜の口笛は大昔は犯罪者同士の合図だったんだ。
マキエ
え、そうなの?
ぐっさん
最初、この合図を使っていたのは大昔の日本でまだ人身売買が行われていた時って言われているんだけど、犯罪者たちは摘発から逃れるために取引は基本的に夜の間に行われていたんだ。
ぐっさん
そして暗闇の中で相手と連絡を取るのに使われたのがこの口笛って訳。
マキエ
あー。なるほどねー。
つまり、夜に口笛を吹いたら犯罪者と間違われたり、最悪の場合は犯罪に巻き込まれたりするって事か。
ぐっさん
そういう事。
ちなみに人身売買が行われなくなった後も、泥棒や犯罪者たちの合図として使われ続けたみたいだね。
ぐっさん
あと、冒頭のほうでは
「口笛を吹くと蛇が出る」
って紹介したけれど、地方によっては
「口笛を吹くと天狗(人さらい)が来る」
とか
「口笛を吹くと泥棒が来る」
って伝わっているところもあるよ。
マキエ
そのまんまね……。
こっちのほうがわかりやすくていいわ。
マキエ
ということは夜の口笛が迷信と判明した現代なら夜に口笛吹き放題ってわけね!
ぐっさん
いや、単純に近所迷惑だから止めときや
お隣から怖い人が出てきてもしらんで……
マキエ
確かに……。
スポンサーリンク