バニーマン?なんか可愛い響きね。
UMA系の話?
UMA系の話?
いや、もっとホラー系の話かな。
実はバージニア州には
「斧を持ったウサギの着ぐるみを着た殺人鬼が現れる」
っていう都市伝説じみた話があるんだよ。
実はバージニア州には
「斧を持ったウサギの着ぐるみを着た殺人鬼が現れる」
っていう都市伝説じみた話があるんだよ。
そっち系か……。
ちょっとメルヘンチックな話を期待したのに……。
ちょっとメルヘンチックな話を期待したのに……。
ボクがメルヘンチックな話を紹介する訳ないじゃん。
まぁそれもそうか……。
それじゃさっそく紹介していきまっす!
バージニア州に現れた殺人鬼「バニーマン」
それじゃ改めて今回紹介する話は「バニーマン」。
この話は1904年にバージニア州のクリフトンにあった刑務所が封鎖する事から始まります。
この話は1904年にバージニア州のクリフトンにあった刑務所が封鎖する事から始まります。
え、刑務所って閉鎖したりすんの?
囚人たちはどうなるの?
囚人たちはどうなるの?
囚人たちは当然別の刑務所に輸送されるよ。
ちなみにクリフトンの刑務所に収容されていた囚人達の殆どは同じバージニア州のロートン刑務所に送られる事になったんだ。
ちなみにクリフトンの刑務所に収容されていた囚人達の殆どは同じバージニア州のロートン刑務所に送られる事になったんだ。
ふんふん。
で、囚人たちは護送車で輸送されるんだけど、その内の一台が護送中に交通事故を起こしまう。
げ……。
ちなみに、その輸送車には10人の囚人たちが乗っていたんだけど事故の混乱に紛れて全員が逃走。
そして逃げ出した囚人の10人の内、8人はすぐに捕まえる事ができたんだけど、あとの2人は捕まえる事ができなかったんだ。
そして逃げ出した囚人の10人の内、8人はすぐに捕まえる事ができたんだけど、あとの2人は捕まえる事ができなかったんだ。
捕まらなかった囚人は「マルコス・ウォルスター」と「ダグラス・J・グリフォン」って言うんだけど、中でもグリフォンは家族2人を殺害した凶悪殺人犯で警察は即座に検問を設置して捜査を開始したんだ。
まぁそりゃそうよね。
でも2人は見つからなかった上に、今回の事故が起きた以降、その地域周辺で不気味な事が起こるようになったんだ。
不気味な事?
街路樹に皮を剥がされた兎の死体が木に吊るされるようになったんだよ……。
げっ……。
バニーマン・ブリッジと呼ばれるようになったフェアファックス・ステーション・ブリッジ
街路樹にウサギの死体が吊るされ続けるという今回の事件を警察はマルコス・ウォルスターとダグラス・J・グリフォンの犯行であると考え調査を開始。
ただ、死体のウサギが木に吊るされるということ以外は殆ど手掛かりがなく、捜査は難航したんだ。
ただ、死体のウサギが木に吊るされるということ以外は殆ど手掛かりがなく、捜査は難航したんだ。
そんな時、捜査は意外な展開を迎えます。
ん?
実はマルコス・ウォルスターが死体で発見されたんだ。
え……。
もしかして仲間割れ……?
もしかして仲間割れ……?
もともと仲間だったかどうかすら怪しいけどね。
ちなみにマルコスの死体が見つかったのはフェアファックス・ステーション・ブリッジと呼ばれる小さな橋とトンネル。
この橋とトンネルは後に「バニーマン・ブリッジ」と呼ばれるようになるんだけど、そのトンネルに首吊りの状態で放置されていたんだ。
なんかこの写真、写ってるんだけど……。
気のせいじゃない?
で、警察は今回の殺人もグリフォンの犯行だと考え、その後も懸命な捜査が続けられたんだけど、翌年になってもグリフォンを発見する事はできず、捜査が打ち切られてしまうんだ。
で、警察は今回の殺人もグリフォンの犯行だと考え、その後も懸命な捜査が続けられたんだけど、翌年になってもグリフォンを発見する事はできず、捜査が打ち切られてしまうんだ。
しかし、捜査が中断された年のハロウィンの日、悲劇が再び起こります。
え、今度は何?
今度はバニーマン・ブリッジに3人の子供が死体となって吊るされていたんだ。
早く捕まえないから……。
そして警察は再び捜査を再開し、近隣住民に聞き込みを行っていたんだけど、ハロウィンのイベントに参加していた住民が
「少年達は全身ウサギの着ぐるみを着てコスプレしていた人と話していた。」
と証言したんだ。
「少年達は全身ウサギの着ぐるみを着てコスプレしていた人と話していた。」
と証言したんだ。
ああ……、ハロウィンでいろんな人がコスプレしている所に紛れて子供たちをさらったって感じか……。
そしてその後も警察による懸命な捜査が行われたけれど、結局グリフォンを捕まえる事ができず未解決事件として幕を閉じ、バニーマンという恐ろしい殺人鬼がいたという話だけが残ったという訳。
むぅ……。
バニーマンって言うファンシーな名前の割にはなかなか怖い未解決事件ね……。
バニーマンって言うファンシーな名前の割にはなかなか怖い未解決事件ね……。
まぁ、今の話は全部作り話なんだけどね。
は!?
あ~……。作り話は言い過ぎかな。
今回の登場人物や時系列に辻褄が合わない点が多すぎるというべきかな。
今回の登場人物や時系列に辻褄が合わない点が多すぎるというべきかな。
どういう事?
実はこの話に出てくるマルコス・ウォルスターとダグラス・J・グリフォンが存在したという記録が無いんだよ。
え……。
しかもロートン刑務所が完成したのは1910年だったりもする。
完成していない刑務所に輸送できるわけないじゃん……。
完璧な作り話じゃん……。
完璧な作り話じゃん……。
まぁ間違って伝わってる可能性もあるから「作り話の可能性が高い」って感じかな。
ただ、バニーマンのモデルになった人物や事件は実在したりします。
ただ、バニーマンのモデルになった人物や事件は実在したりします。
え……。
本当に実在したバニーマン。
バニーマンのモデルとなった事件が起こったのは1970年代のバージニア州のバーグ。
そこで2人の男女が車に乗っているところ、ウサギの着ぐるみを着た男に襲われるという事件が起こるんだ。
そこで2人の男女が車に乗っているところ、ウサギの着ぐるみを着た男に襲われるという事件が起こるんだ。
え……。
なにそのホラー映画……。
なにそのホラー映画……。
ちなみに被害者の名前は「ロバート・ベネット」。
ロバートは彼女と一緒にフットサルの試合を見に行った後、親戚を訪ねる予定だったんだ。
ロバートは彼女と一緒にフットサルの試合を見に行った後、親戚を訪ねる予定だったんだ。
ふんふん。
ただ親戚の家はかなり離れていたから、公道の端に車を停めて休憩していると、突然大きな音と共に車のリアガラスが割れたんだ。
え、何が起こったの。
ベネットも慌てて後ろを振り向いたんだけど、そこにはウサギの着ぐるみを着て片手に斧を持った人物が立っていたんだ。
怖っ……。
そして、ウサギの着ぐるみの人物はロバートに対して
「ここは俺の土地だ!今すぐ出ていけ!さもないと斧でお前の頭を真っ二つにしてやる!」
と叫んだらしい。
「ここは俺の土地だ!今すぐ出ていけ!さもないと斧でお前の頭を真っ二つにしてやる!」
と叫んだらしい。
幸い、車のエンジンは切ってなかったからロバートは慌てて車を急発進させて逃走。
その後、特に何も起こらず警察に通報したんだけど、犯人は捕まらず仕舞いだったんだ。
その後、特に何も起こらず警察に通報したんだけど、犯人は捕まらず仕舞いだったんだ。
その男は一体何者なの……。
一応、精神異常者による犯行って事になってるみたい。
実際、「俺の土地だ」とか言ってたみたいだけど、そこは公道だから誰の土地でもなかったみたいだし。
実際、「俺の土地だ」とか言ってたみたいだけど、そこは公道だから誰の土地でもなかったみたいだし。
でもなんでウサギの着ぐるみなんか……。
あー。ちなみに一緒に乗っていた彼女はカピロテに見えたとも証言しているみたいだけどね。
カピロテ?
カピロテって何?
カピロテって何?
カピロテっていうのはこういう帽子の事だよ。
ああ、見たことある。
秘密結社が被ってるマスクだ。
秘密結社が被ってるマスクだ。
あれは別に秘密結社とかのマスクじゃないよ……。
元々、スペインのカトリック教徒が使っている帽子で一種の正装だよ……。
元々、スペインのカトリック教徒が使っている帽子で一種の正装だよ……。
あ、そうなんだ……。
てっきりちょっと危ない集団がヤバイ儀式に使うためのマスクかと思ってた……。
てっきりちょっと危ない集団がヤバイ儀式に使うためのマスクかと思ってた……。
まぁ気持ちはわかるけどね……。
で、話を戻すけどロバートが証言した「斧を持ったウサギの着ぐるみに襲われた」という話が有名になって、今回のバニーマンの都市伝説が生まれたんじゃないかとも言われているんだ。
まとめ
以上が海外に伝わる都市伝説「バニーマン」についてでした。
どうだった?
どうだった?
ピカロテってのがカトリック教の正装だった事にびっくりしたわね。
いや、それは今回の本題でも何でもないから……。
しかもピカロテじゃなくてカピロテね……。
しかもピカロテじゃなくてカピロテね……。
バニーマンの話の方は都市伝説って割にはかなり地に足付いた話だったし、実際に起こっててもおかしくなさそうな話だったから結構怖かったわね。
でもバニーマンっていう名称は何とかならなかったのかしら……。
個人的にはバニーマンよりバニーガールのほうが嬉しいけどね。
はい!セクハラ!アウト!
今後の発言は全て弁護士を通すように!
今後の発言は全て弁護士を通すように!
えぇ、ジャッジが厳し過ぎない……?
それもバージニア州に伝わる「バニーマン」について紹介したいと思まっす!