アメリカで唯一つの未解決のハイジャック事件「D.B.クーパー事件」!飛行機からダイブした犯人の行方は……?

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ぐっさん
今回紹介する話のテーマは「未解決事件」!
それもアメリカで発生した「D.B.クーパー事件」についてご紹介したいと思いまっす!
マキエ
まーた凶悪な殺人事件の話……?
ぐっさん
え、なんでそうなるの……?
マキエ
いや~……。
「アメリカ」と「未解決事件」っていう単語が並ぶと、どうしてもそんなイメージが沸いてくるのよね……。
ぐっさん
まぁ言いたいことは何となくわかるけど、今回はそんな物騒な話ではないよ。
マキエ
あ。そなの?
じゃぁどんな話?
ぐっさん
今回の話はハイジャック事件の話なんだけど、一言でいうなら
身代金を受け取った犯人がアクション映画のように飛行機からパラシュートで脱出した事件
って感じ?
マキエ
なにそれ。かなり気になる。
ぐっさん
でしょ?しかもハイジャック事件としては唯一の未解決事件でもあるんだ。
それじゃ早速紹介していきまっす!

未解決のハイジャック事件「D.B.クーパー事件」


ぐっさん
それじゃ改めて今回紹介する話は「D.B.クーパー事件」!
アメリカのワシントン州で起きたハイジャック事件についてでっす!
ぐっさん
今回の事件が起きたのは1971年の11月24日。
この日はノースウエスト航空11便がワシントンD.C.を出発し、ポートランド空港を経由してシアトルに向かう事になっていんたんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
そして経由地であるポートランド空港で「ダン・クーパー」という人物が搭乗してきます。
マキエ
ああ、“D.B.クーパー”って何かと思っていたんだけど、犯人の名前だったのね。
ぐっさん
そそ。まぁ正確には犯人が使った偽名だね。
で、飛行機が離陸した後にクーパーはバーボンを注文するんだけど、その料金を支払う時に女性乗務員に一枚のメモを渡すんだ。
マキエ
メモ?
ぐっさん
うん。ちなみに渡された女性乗務員は“この男は私をナンパしようとしていて、メモには電話番号が書いてある”と思ってそのまましまおうとしたところ……。
マキエ
したところ……?
ぐっさん
メモを見てもらえないと思ったクーパーが
「お嬢さん、メモを見たほうがいい。私は爆弾を持っているんだ。」
と告白。そのメモにも
「自分は爆弾を所持している」
と書かれていたんだ。
マキエ
かなり衝撃的な告白と熱烈なラブレターね……。
ぐっさん
だね。
そして女性乗務員が本当かどうか尋ねると、クーパーは他の乗客に見えないようにこっそりと鞄の中に忍ばせたダイナマイトを見せたんだって。
マキエ
ふーん。
最初に今回の事件がハイジャック事件って聞いた時はもっと荒々しい事件かとおもったんだけど、あんまりそんな感じじゃなさそうね。
ぐっさん
犯人はスーツ姿のビジネスマンって感じで、態度もかなり紳士的な人物だったそうだよ。

身代金の要求と乗客の解放

ぐっさん
女性乗務員に爆弾を持っている事を伝え、それが本当だと確認させたクーパーは次に要求を伝えるんだけど、その要求は“身代金20万ドルとパラシュート4つ”だったそうだよ。
マキエ
20万ドルってことは2,000万円ぐらい?
ぐっさん
いや、1970年代は1ドルが300円ぐらいの価値があったから6,000万円ぐらいかな。
ぐっさん
そして要求を聞いた女性乗務員は機長に報告して機長はシアトル・タコマ空港の航空交通管制にクーパーの要求を伝えたんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
で、当然その事は警察とノースウエスト航空にも伝わるわけだけど、当時のノースウエスト航空の社長であるドナルド・ニューロフ社長は要求を受け入れる事にしたんだ。
マキエ
あ、そうなんだ。
こういう場合って身代金は渡さないっていうイメージがあったから少し意外ね。
ぐっさん
渡すかどうかはその時の状況とかによるんじゃないかな。
ぐっさん
で、要求した20万ドルとパラシュートを受け取るためノースウエスト航空11便はシアトル・タコマ空港に着陸。
そして中身を確認したクーパーは乗客36人と乗務員2名を解放し、最低限の乗組員と共にメキシコ・シティ方面へと再び飛び立っていったんだ。
マキエ
あ、乗客も解放するんだ。
意外と話がわかる犯人ね。
ぐっさん
というか、乗客たちはハイジャックにあっていた事すら気づいていなかったそうだよ。
タコマ空港で降ろされた時も“給油のために降機して欲しい”と言われただけだったから、警察に保護されるまで自分達が人質だったという事すら知らなかったんだって。
マキエ
なんか色んな意味で非常にレアなハイジャックね。
ぐっさん
だね。

高度3000メートルからダイブし、そのまま行方をくらませたクーパー


ぐっさん
で、話を戻すけど乗客と乗組員を全て解放したクーパーはパイロット二人と航空機関士一人、乗務員一人の計5人でメキシコ・シティに向けて出発するんだ。
マキエ
ふんふん。
ぐっさん
そして離陸してから約30分たった頃にクーパーは華麗なる脱出を果たします。
マキエ
それが最初にいってた“パラシュートで脱出した”って奴?
ぐっさん
そう。
クーパーは飛行機の後方にあったエアステアを開き、高度3,000メートルという高さから現金とパラシュートを抱えて大空へとダイブしたんだよ。
マキエ
まるでアクション映画ね。
ところでエアステアって何?
ぐっさん
エアステアっていうのは飛行機の搭乗口みたいなもんだよ。
マキエ
ああ、なるほどね。
ぐっさん
ちなみに警察は、クーパーはポートランドから北に50キロメートルほど行ったところにあるアリエル地方に降下したと判断して捜索を開始。
そしてかなりの人数と規模で18日間に渡る捜索を行ったんだけど、犯人どころか犯人の手がかりすら見つけることができなかったんだ。
マキエ
完全犯罪って事?
ぐっさん
まぁある意味完全犯罪だね。
ただ今回の事件にはいろいろな説があって、もしかしたらクーパーは別の事件の時に警察によって射殺されている可能性もあるんだ。

クーパーの行方と様々な仮説


ぐっさん
それじゃ最後にクーパーの行方について紹介していきまっす。
マキエ
え、見つけられなかったんじゃないの?
ぐっさん
うん。だから行方というよりかは、正確にはどうなったかという仮説だね。
ちなみに仮説には大きく分けて3つあるんだけど、その3つは「死亡説」と「逃亡説」と「逃亡後の死亡説」の3つ。
マキエ
死亡説と逃亡説はなんとなくわかるけど、逃亡後の死亡って何よ。
ぐっさん
それも順番に紹介していくよ。
ぐっさん
まずは最初の「死亡説」からなんだけど、これは文字通り着地に失敗したという説。
クーパーは身代金の時に4つのパラシュートを受け取って、その内の2つを使用したんだけど、クーパーが使用したパラシュートの1つはダミーだったんだ。
マキエ
え……。
まさかパラシュートが開かずに、そのまま地面に……?
ぐっさん
その可能性もあるってだけだけどね。
他にもコロンビア川から身代金として支払った現金の一部が発見されていて、「コロンビア川に落ちてそのまま凍死した」っていう説もあるみたい。
マキエ
そんな最後だと、ちょっと格好がつかないわね……。
ぐっさん
カッコいいカッコ悪いの話じゃないと思うけど……。
ぐっさん
そして次は「逃亡説」なんだけど、これも文字通り警察の捜査をかいくぐって最後まで逮捕されずに逃亡したという説。
マキエ
うん。
ぐっさん
……。
マキエ
え、それだけ……?
ぐっさん
うん……。
まぁ付け加えるなら身代金のお金は今まで一度も使われていないから、仮に逃亡に成功していたとしても一度たりともお金を使っていないっ事になるってことぐらいかな……。
マキエ
そう考えると逃亡できているとは考えにくいわね。
せっかく大金を手に入れたのに使わないなんてありえないだろうし。
ぐっさん
まぁハイジャックが目的の愉快犯でもない限り、普通は使うよね。
ぐっさん
そして最後は「逃亡後の死亡説」だけど、この説は着地には成功したものの別件で死亡したという説なんだ。
マキエ
いまいち意味がわからないんだけど?
ぐっさん
実は今回の事件があった翌年に全く同じ手口の事件が少なくても3件以上発生していてね。
ただ、どの事件も犯人は逮捕されたり射殺されているんだけど、その時に射殺されたり逮捕された一人がクーパーだったんじゃないかっていう説だね。
ぐっさん
ちなみに有力候補なのが「リチャード・マッコイ」という人物。
ベトナム帰還兵の退役軍人でヘリコプター操縦士、そしてスカイダイバーという今回の事件にうってつけの人物だったんだ。
マキエ
へー。
ぐっさん
ただマッコイは今回と同じ手口で一度は逃走に成功したものの、潜伏先で警官と銃撃戦になり死亡。
結局、クーパーかどうかは分からないままこの世を去ってしまったんだよ。
マキエ
つまり、もしマッコイがクーパーだったら今後事件解決はあり得ないって事?
ぐっさん
まぁそうなるね。
ぐっさん
ちなみにマッコイ以外にも「ロバート・ラックストロー」というマッコイと似た様な経歴の人も容疑者として挙がっていたみたいだけど、話の進展がないあたりからガセネタだったっぽいかな。
マキエ
どっちにしろ真相は分からないままって事か……。

まとめ

ぐっさん
以上がアメリカで起きた未解決事件「D.B.クーパー事件」」についてでした。
どうだった?
マキエ
かなり面白かったわね。
ただやっぱりクーパーが最後はどうなったかが気になるわね……。
ぐっさん
だね。
ちなみに今回の事件では犯人が紳士的だったという点と、死者が出ていない点、そしてアクション映画のようなダイナミックな逃走劇がアメリカ人にウケまくって、当時は事件のあった日を「ダン・クーパー・デイ」と呼んでパーティーが開かれたりしていたみたいだよ。
マキエ
まるで悪役ヒーローみたいな存在になっているわね……。
ぐっさん
実際その通りみたいだよ。
さっき紹介したコロンビア川から回収されたお金はプレミアがついてオークションでは400万円の値段が付いたらしいし。
マキエ
マジで……。
ぐっさん
ちなみに売りに出したのは身代金を支払ったノースウエスト航空だったりする。
マキエ
なんで被害者のノースウエスト航空までクーパーの人気に乗っかかってんのよ……。
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15 件のコメント

  • 現代なら、渡したパラシュートに予めGPS発信機つけとくでしょうね。
    てかなんでパラシュート4つともダミーにしなかったんでしょうねww(´・_・`)

    • かやんばさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>てかなんでパラシュート4つともダミーにしなかったんでしょうねww(´・_・`)
      それだ!と思いましたが人質のスタッフが使わされる可能性もあったと考えたらそうもいかなかったのかもしれません。
      そこまで考えていたかどうかはわかりませんが4つ要求したっていうのがポイントでしたね。

  • D.B.クーパーの件はプリズン・ブレイクで知りました。作中に登場するクーパーは逃亡後に別件で逮捕されて刑務所暮らししてましたね。

    • かんばっちさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>プリズン・ブレイクで知りました。
      私はまだプリズンブレイクは見ていませんが話は聞いたことがあります。
      あれってクーパーって確定したんでしょうか。たしか「クーパーかも……?」ぐらいの感じだと思っていたのですが。

      • 確定してましたよ。奪われたお金の通し番号を知っていて、更にその現物を持っていた事で証明しました。シーズン2はそのお金を発掘しに行くところから始まります。

        ぜひチェックしてみてください。

        • かんばっちさん、コメントありがとうございます。
          でしたか!まだ見ていないのでゴールデンウィークの連休にでもイッキ見してみようか画策中ですー。

  • 行動が全部紳士的かつかっこいいからイケメンのおじさんで想像しちゃいますね…犯罪者のくせに
    ところで、2つパラシュート使うってどういう状態ですか…?パラシュート使ったことないからあんまり想像が出来なくて

    • 酢酸さん、いつもコメントありがとうございます。
      >>2つパラシュート使うってどういう状態ですか…?
      これも色々諸説あるようですが、一つは普通に使用して、もう一つは「パラシュートの鞄の部分に現金を詰め込んでバックパックとして使用した」と考えられているようです。
      ただ、クーパーが脱出したところは誰も見ておらず「4個渡して2個無くなっていた。だから2個使った。」というだけで、正確な使用方法は残念ながら不明のようです。

  • これもまたアメリカを代表する未解決事件の一つですね。
    以前のゾディアックもですが、こういう事件には真犯人を名乗る人物やその肉親を自己申告する人が現れるそうで。

  • 犯罪者ながら天晴れな手口ですね!
    映画みたいな手口で完全犯罪やってやろー的な感じかも知れないですね。案外。華麗ではあるけどハイジャックしてまで6000万が欲しかったのか?っていう疑問も残りますよね。どうせなら1億くらい、、、

    • コーギーさん、いつもコメントありがとうございます。
      やっぱり逃げる時の事を考えて札束の重量とかも計算していたのではないでしょうか。
      日本円にして1億円だと10キロぐらいあるみたいですし、抱えてパラシュートでジャンプしたあと徒歩で逃げると考えるとちょっときつそうです。

  • これだけ鮮やかな犯罪を思い付く人なら「現金の一部を皮に流して自分は死亡したと思わせる」くらいやりそうですね。現金にしても詐欺師の見せ金のように市場に出さずに使う方法を考えそう……。

    • あきさん、コメントありがとうございます。
      >>「現金の一部を川に流して自分は死亡したと思わせる」くらいやりそうですね。
      ですね。その結果、上手く逃げ切り未解決事件となったのかもしれません。
      犯罪者が無事であってほしいというのも変な話ですが、せっかくなので生きていてほしいですね。

  • 私は過去2回ほどポートランドに行ってまして、どちらもノースウエスト航空!日本発ポートランド経由ワシントンD.C.行きの経路でしたが全然知りませんでした(笑)まぁ事件から20年以上後ですが…。ポートランドから搭乗というのもビックリしました!ただ私が行った頃はポートランドの入国審査などは他に行った州の空港より厳しいイメージはありましたが、多少なりの関係あるんですかね〜。

    • ゆあさん、いつもコメントありがとうございます。
      海外によく行かれているようで羨ましい!しかも全く同じ航路を使われているとは驚きです(笑)
      今では爆発物を機内に持ち込むなんて考えられないですよね。今回の事件やアメリカのテロが原因でどんどん厳しくなっていったんでしょうね。
      まぁ昔が緩すぎたという気もしますが……。

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