イタリアの呪いの島「ガイオラ島」!所有者は次々と不幸のどん底へ……!

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ぐっさん
今回の都市伝説のテーマは「呪い」!
それも読者のドラララさんからのリクエストにお応えして呪われた島として有名な「ガイオラ島」についてご紹介したいと思いまっす!
マキエ
呪われた島か……。
呪われた島って聞くと人形島を思い出すわね……。

世界七大禁断の地「人形島」!呪われた人形が吊るされる島に伝わる伝説とは! 

2018.02.11
ぐっさん
ああ、あれはかなりホラーだよね……。
絶対夜には近づけないよね……。
ぐっさん
でも今回は見た目のホラーというよりかはもっとオカルト寄りな話かな。
マキエ
と、言うと?
ぐっさん
今回紹介するガイオラ島は地元では呪われた島として有名で、この島を購入した人達には必ず不幸が訪れているんだ。
マキエ
へー。
例えば?
ぐっさん
家族が死んだりとか、破産に追い詰められたりとか、とにかく色々だよ。
それに今じゃ世界中で有名になりつつあるみたいだけどね。
ぐっさん
それじゃさっそく紹介していきまっす!

ナポリ海に浮かぶ呪われた小島「ガイオラ島」


ぐっさん
それじゃ改めて今回紹介するのは呪われた島「ガイオラ島」について。
このガイオラ島はイタリアのナポリ湾に浮かぶ小さな島で、別荘にはもってこいの非常に美しい小島なんだ。
ぐっさん
ちなみにこれがそのガイオラ島。

マキエ
おー。建物はボロボロだけどセレブが持ってそうな秘密の別荘って感じの島ね。
ぐっさん
でしょ。
ちなみに小島ではあるけれど、ナポリ本土の海岸から30メートルぐらいしか離れていないからその気になれば泳いで行けるし、アクセスも非常に簡単なんだ。

マキエ
へー。
ぐっさん
ところが、そんな立地も見た目も非常にいい島なのに購入しようとする人は現れない。
その理由が最初にも言った通り「呪い」。
ぐっさん
このガイオラ島には「所有者には必ず不幸が訪れる」という呪いがあるんだ。
マキエ
それは風習とか迷信とかじゃなくて?
ぐっさん
実際、呪いを迷信だと甘く考えて購入した人は沢山いるけれど、その人達には必ずと言っていいほどかなり大きな不幸が降りかかっているんだよ。

数々の人達を不幸のどん底に叩きこんだ呪い

ぐっさん
それじゃ次に実際にこのガイオラ島を購入して不幸のどん底に叩きこまれた人達について紹介してくね。
ぐっさん
まず、ガイオラ島に最初に人が住み始めたのは19世紀の初頭。
この頃はまだ今みたいにちゃんとした建物は立っていなかったんだけど、ガイオラ島にはいつからか「魔術師(ウィザード)」と呼ばれる老人が住み始めたんだ。
マキエ
え、何それ……。
ぐっさん
まぁ魔術師っていっても本当の意味での魔術師じゃなくて、あだ名だけどね。
しかもどっちかっていうと浮浪者とか世捨て人の類だったみたい。
マキエ
ああ、なるほど。
無人島で自給自足生活的な?
ぐっさん
んー。記録によれば漁師たちに魚を分けてもらって何とか暮らしていたらしいけどね。
しかも、ある日を境にその魔術師は忽然と姿を消したんだって。
元から身寄りのない人物だったから誰も特に気に留めていなかったみたいだけど。
マキエ
それはそれでちょっと寂しい物があるわね。
でもまぁ仕方ないか。
ぐっさん
で、その後1920年代に入ると今度はスイス人の「ハンス・ブラウン(Hans Braun)」という人物が正規の手続きを踏んでガイオラ島を購入したんだ。
ぐっさん
ところが後日、そのハンスがカーペットに包まれた状態で死亡しているのが発見されたんだ……。
マキエ
え……。
カーペットにつつまれた状態ってことは明らかに殺人よね……?
ぐっさん
まぁ普通に考えるとそうだろうね。
しかもハンスの奥さんもハンスを追うかのように海で溺れて死亡してしまうんだ……。
マキエ
ほう……。
ぐっさん
そして所有者が居なくなったガイオラ島を次に購入したのがドイツ人の「オットー・グランバック(Otto Grunback)」。
しかし、そのオットーも休暇でガイオラ島を訪れている時に心臓発作を起こして死亡してしまうんだ。
マキエ
続くわね……。
ぐっさん
実はまだまだ続きます。
ぐっさん
オットーが死亡し、次にこの島を手に入れたのは製薬会社の実業家である「モーリス・イヴ・サンド(Maurice-Yves Sandoz)」。
モーリスもガイオラ島をかなり気に入っていたみたいなんだけど、何故か急に精神病を発症。
ぐっさん
その後スイスの精神病院に入院する羽目になり、最終的には病院内で自殺してしまう。
ぐっさん
そして次にガイオラ島を購入したのが……。
マキエ
ちょっとまって、あと何人続くの……?
ぐっさん
あと4人かな?
マキエ
そんなに……?
ぐっさん
流石呪われているってだけあるよね。
で、話を戻すけど次にガイオラ島を購入したのはドイツの鋼鉄実業家の「カール・ポール・ラングハイム(Karl Paul Langheim)」。
ぐっさん
このカールは当時ドイツでかなり有名な資産家で、さらに男爵の爵位を持っていた人物だったんだ。
マキエ
貴族ってこと?
ぐっさん
まぁそうなるかな。
ぐっさん
ただ、ガイオラ島を購入してからというもの資金繰りが徐々に悪化。
そして最終的には破産して財産の全てを失ってしまったんだ……。
マキエ
うわぁ……。
ぐっさん
そして次に購入したのはフィアットの元会長である「ジャンニ・アニェッリ(Gianni Agnelli)」。
マキエ
フィアットって、あの外車のフィアット?
ぐっさん
そうそう。
特に女性に人気だよね。フィアット。
マキエ
私も好き。
マキエ
でも、ここで名前が出てくるって事はなにか不幸が降りかかっているって事よね……?
ぐっさん
そう。
実はアニェッリがガイオラ島を購入した後に長男が自殺……。
そして後継ぎとして甥である「ウンベルト(Umberto)」を養子にしたんだけど、そのウンベルトもまた33歳という若さで癌を患って死亡してしまうんだ……。
マキエ
う……。
ぐっさん
そして次にガイオラ島を購入したのはアメリカの億万長者であり石油王である「ジャン・ポール・ゲティ(Jean Paul Getty)。」
ジャンもまたガイオラ島を購入した直後に孫をカリブ海のマフィアに誘拐され3億円の身代金を払う事になってしまう……。
マキエ
偶然にしては重なりすぎているわね……。
ぐっさん
だね。
ぐっさん
ちなみに余談だけど億万長者でありながらドケチで有名だったジャンには色々逸話があって、「身代金を値切った」とか「支払った身代金の代金を経費扱いにして節税しようとした」なんて話もあるみたい。
マキエ
たくましいわね……。
こういうお金に貪欲だからこそ億万長者になれるのかしら……。
ぐっさん
そして最後の所有者は保険会社を経営していた「ギアンパスクァーレ(Gianpasquale)」。
このギアンパスクァーレもガイオラ島を購入した後に多額の負債を追う羽目になり、最終的には詐欺の容疑で投獄されてしまうんだ。
ぐっさん
これがガイオラ島を巡って起きた呪いと不幸のどん底を味わう羽目になった人達の話です。
マキエ
本当に所有者全員がかなり重い不幸を味わってるわね……。
しかもこれだけ続くと呪われていると言われても信じちゃいそうになるわ……。
ぐっさん
でしょ。
一部では最初に暮らしていた魔術師による呪いなんじゃないかって話もあるみたい。
ぐっさん
ちなみに最近だと2009年に島の一部というか反対側を所有していた「フランコ・アンブロジオ(Franco Ambrosio)」と奥さんの「ジョヴァンナ・サッコ(Giovanna Sacco)」が殺害されるという事件がおきて、今もまだ呪いは残っているって言われているみたいだね……。
マキエ
最初は偶然かと思っていたけれど、本当になにかありそうね……。

まとめ

ぐっさん
以上がイタリアにある呪われた島「ガイオラ島」でした。
どうだった?
マキエ
さっきも言ったけど、本当に何かありそうね……。
幽霊とか中途半端に出てこない分、かなりリアリティがあるっていうか……。
ぐっさん
まぁもしかしたら目撃されていないだけで、島そのものに何かが憑りついていたりするのかもね。
マキエ
そういえば、この島は今は誰の持ち物なの?
ぐっさん
今は誰の持ち物でもないよ。
しいて言うなら国が所有している事になっているのかな。
マキエ
国がつぶれなきゃいいけど……。
ぐっさん
さすがに国そのものを傾けるほどのパワーは無いんじゃないかな……。
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19 件のコメント

  • 以前のポヴェーリアと言い、イタリアは何かとそういう島に縁がありますね。

    そして、イタリアは国自体が破産しかけといわれていた時代も有ったそうで。

    • とほりすがりさん、いつもコメントありがとうございます。
      そういえばポヴェーリアもイタリアでしたね。
      あっちは人為的な結果生まれた島ですが、近くに手ごろな島があるとこういう事になりやすいんですかね?

  • 人形島やポヴェーリアは人が関わってるのがはっきりしてますが、ガイオラ島の呪いは何処から来てるんでしょうね。そもそも最初の魔術師は何処に消えたのか。呪いを残す程に迫害されてた訳でもなさそうですよね。

    • かんばっちさん、いつもコメントありがとうございます。
      >>最初の魔術師は何処に消えたのか
      普通に考えればどこか他所に移ったか、はたまた事故で波にのまれたと考えるのが普通でしょうけれど、この場合どうなんでしょうね。
      むしろ漁師に施しをもらっていたそうですからかんばっちさんがおっしゃってるように人々を恨む理由も見当たりませんし。
      魔術師はただのあだ名で、彼もまた呪いによって命を落としたのかもしれませんね。

  • うん、普通に怖いですね。なんか、人形島とかは人が関わっているからまだ怖さが薄れるんですけど、
    こういった原因不明な話は妙にリアリティがあって怖いんですよね。
    しかし、殆どの人の身に不幸が降りかかっているのに最初のウィザードさんは忽然と姿を消したと…
    ここだけ疑問が残りますねぇ。

    • 呉山さん、いつもコメントありがとうございます。
      さすがにここまで偶然が重なると偶然とは思えないですよね。
      他の方の返信にも書かせていただきましたが私は魔術師もまた被害者の一人のような気がしてなりません。

  • 最初に住んでたウィザードと呼ばれてた老人がどうなったか気になりますね。その老人の呪いなのか、それとも元々島に呪いのようなモノがあって、その老人は呪いによって行方不明になってしまったのか。

    • マヤさん、いつもコメントありがとうございます。
      私はどちらかというと魔術師と呼ばれていた人はただのあだ名で彼(?)もまた島の呪いによって命を落としたのではないかと考えています。
      まぁ浮浪者だけあって別のねぐらを探したという可能性もありますが、漁師が魚を分けてくれるという好条件立地を自ら捨てるとはあまりかんがえられませんしね。

    • コーギーさん、いつもコメントありがとうございます。
      なるほど、その発想はありませんでした。かなり面白い発想ですね。
      そう考えると呪いが継続中な理由もなんとなくつじつまが合う気がします。

  • 名前の発音が難しい人が多い…
    島買えるような金持ちの人家庭環境がアレだったり危ない橋渡ってたりしそうだからいっそ2万くらいで庶民に売ってみてほしいですね、これで不幸が起きたら本物…?

    • 酢酸さん、いつもコメントありがとうございます。
      この島は今も割と格安で販売されているそうですよ。
      値段までは分からなかったのですが、立地条件と比べたら破格だそうで。
      ただそれでも購入者がいないってことはそういう事なのかもしれません。

  • 私がにわかだからかもしれませんが、
    今回のガイオラ島やポルシェ、ウンチェスターハウスなど呪われてるかもしれない物は高級品が多いイメージがあります。

    • 野良の名無しさん、コメントありがとうございます。
      そういえばそうですね。呪いや超常現象は人間の思念に大きく関係していそうな気がしますが、高級な物は大勢の人手が加わっている物が多く、大勢の人の思念や意志が込められているからかもしれませんね。

  • 怖い普通に怖いさらに怖い 愛莉は、最初に住んでたあの老人が呪いをかけたんじゃね?って思った!いやーー呪いって本気(マジ)で怖いっすねー‪w‪w

    • あいりんちょさん、いつもコメントありがとうございます。
      もし老人が呪いをかけたのであれば、その理由はなんだったんでしょうね。
      食事も提供されていたみたいだし、只の気まぐれなんですかね。

  • 面白そうなので、調べてみました!実際に人が住み始めたのはローマ時代、Liberto Pollioneさんという方のお宅だったようで、2世紀ごろの壁画などもヴィラ内部に残っているようです。その後は有名なウェルギルウスの詩の流派が居住した際(共和制ローマ時代)、魔術に失敗して呪いがかかったなんて伝説があるようですね。
    魔術師とは、ウェルギリウスの誤訳かな?また、殺害されたAmbrogio夫妻の住居は、島ではなくナポリ市内でした。住んでいる通りの名前が島と同じ名前というだけですね。この辺りは裕福な家が多く、彼らはとりわけ相当の資産家だったので強盗に入られたようです。
    しかし、呪われた島というのはなんかロマンがありますよね。実際はたまたま不幸が続いただけなんでしょうが。現在はナポリのあるカンパ―ニア州の所有となっていますが、南イタリアはすでに問題てんこ盛りなので、財政破綻などあっても、必ずしも呪われた島のせいではなく、確実にマフィアのせいでしょう。

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